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2022-09-01 00:00:00

■「日々の雑感」で伝えたいこと。

 行政書士事務所エフイヴグループのサイトにようこそお越しくださいました。2022年執筆現在、もう開業して十数年が過ぎようとするのに大してカッコよくもないサイトではありますが、どうぞご容赦ください。

 あらためまして、行政書士事務所エフイヴグループ代表行政書士、村瀬仁彦と申します。代表者経歴のところでも書きましたが、僕は、開業してから現在に至るまで、いや、補助者・使用人行政書士(つまり、勤め)時代から、ずっと「入管法の実務」に携わってきました。僕の事務所には、日々、「うちの会社で外国人従業員を採用したいのですが・・」とか「このような事業展開をしていきたくて、そのために外国人従業員を求めていまして・・」とか「現地法人から日本の本社に優秀な外国人従業員を送りたいのですが」とか、場合によっては、「もう永住申請できるかと思って申請したんですが、不許可になってしまいました。なんとかしてください・・」とか、実に様々なご相談・ご依頼が寄せられています。

 きっと、このサイトにたどり着いた方々の中には、「在留資格について知りたい」、「誰かに頼めないのだろうか」、「村瀬行政書士って誰だろう」といった具合に、いろんな経緯の方がいらっしゃるのだと思います。

 

「入管法(在留資格など)」って、難しいですよね?

 

 僕自身、もう何十年も入管法を読み続け、何件もの入管申請を行ってきました。ここ数年は、資格予備校でも「入管法」の講座を担当させていただいていますし、企業の方にお声がけいただいて外国人採用事務を内制化できるよう社内研修の講師をしたり、顧問契約に基づいて外国人相談対応をさせてもらっていますので、どこまで書くか迷うところもありますが、あえて書きます。

 入管法はそもそもマイナーな法律で、様々な法令が入り乱れ、いきなりルール(運用)が変わっていたり、コロナなど社会情勢に翻弄されたり、それでいて行政裁量が広汎だったりと、本当に「難しい」分野ですし、僕自身、まだまだ「わからない」ことがたくさんあります。何十年みてきても、「わからない」ものは「わからない」。生半可な「知識」だけで判断してしまうと、取り返しのつかない事態を巻き起こす、かなり特殊な世界のように思います。

 

 ただ、これだけは言えます。

 

 僕の事務所は「池袋駅」からちょっと歩いたところにある小さな個人事務所です。世の中には、何人もの行政書士が所属している大きな行政書士事務所がたくさんありますし、ホームページもこのサイトよりカッコいいところものはたくさんあります(むしろ、そっちの方が多い・・笑)。でも、こと入管手続に関して、僕が直接ヒアリングして、僕が申請書を作成・提出してそれでダメなら、誰がやってもダメです。実際、そう思っています(というより、「入管法専門行政書士」を謳う行政書士は、全員そうでないといけないとも思っています)。

 個人事務所をしていて1番葛藤となるのは、せっかくご相談がきても抱えている仕事で手一杯のとき(何とかしたいけれど予約でいっぱいだったり、業務で行う以上ボランティアになることもいけない)、そんなときに限って、「実は申請をしたら不許可になってしまって。だから、今回はお願いしたいんです」というように、それが自分で申請して不許可になったものであれ、行政書士に依頼して不許可になったものであれ、「いやぁ、それはきちんとココの部分を疎明資料つけて文章で伝えないから、誤解されているよ・・」と思ってしまう瞬間です。「できないものはできない」のですが、「できるのにできなかった」が1番もったいない。

 僕はこれまで同業他社からなんと言われようと、実務の傍ら、セミナー講師をしたり、予備校で講座をもったり、You tube動画をしてきましたが、それは少しでも情報発信をしてこのような人たちに届けばいいと思っていたからです(もちろん、それをみて僕の事務所に依頼してくれればという気持ちもありますが)。

 冒頭にも書いた通り、僕の事務所は開業以来、ホームページ等についてそこまで手を加えてきませんでした。元々、ご紹介ご紹介でご依頼をいただいていたというのもありますが、あっちこっちブログやらSNSやらを登録した結果、何がなんだかわからなくなったという理由もあります(笑)。そこで、そろそろ整理しようと。

 2022年以降は、そろそろ統一したいなぁと思ってきたので、今後、SNSは基本的に「Twitter」を、動画は「You tube」を、そして、記事はこの「日々の雑感」をベースに更新していきたいと思います。「日々の雑感」ですから、在留資格に関する記事はもちろん、行政書士として出入国管理行政に片足をつっこんでいるからこそ見える世界とか、日本と世界のこととか、多岐にわたって記事にしていこうと思っています。

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